こんにちは。今回は福岡県の新門司港から兵庫県の神戸港までの阪九フェリーの乗船記をご紹介します。
フェリー乗船の経緯
前の記事でも書きましたが、私自身の引っ越しのため原付バイク(ヤマハ「パッソルⅡ」)を福岡から神戸まで運ぶ必要があったため、新門司港発、神戸港着のフェリーを利用しました。※利用日は2022年12月17日(土)ですので、料金や施設案内は当時の内容となっております。
福岡市内から新門司港までの原付バイクでの行程については前の記事をぜひご覧ください。
原付バイクと大人一人。ドライバーズルーム利用の料金と行程は?
今回はフェリー予約に際して、阪九フェリーの公式Webサイトからインターネット予約を行いました。下記のサイトで予約すると20%OFFの特典を受けることができます。
今回は繁忙期でない通常時期の料金価格で、ネット予約20%OFF適用して
(原付バイク輸送料金)+(大人一人ドライバーズルーム利用料金)⇒ 合わせて11,260円
さらに、全国旅行支援割引を利用した40%の値引きがあり、最終的に6,756円で乗船することができました。※2023年1月以降は全国旅行支援の割引率が変わっていますのでご注意ください。
新型コロナウイルスのワクチン接種をしている方、PCRを受けて陰性の方は乗船前の受付時に全国旅行支援を受けることができますのでぜひ活用してください。※2022年12月現在
この日のフェリーは12月17日の20時新門司港を出航、12月18日の8時30分に神戸港着というスケジュールで定刻通り運航されました。
乗船手続きと乗船、ドライバーズルーム入室まで
フェリーに乗船する前にまずは乗船手続きを行います。インターネット予約の場合は、乗船前の手続きは簡単で、全国旅行支援割引適用のための書類(名前と住所を用紙に記載する程度)記入とワクチン接種証明またはPCR検査陰性証明の提示をすれば終わります。原付バイクの場合は車検証などもないため非常にシンプルでほかの乗客の方が並んでいなければ5分から10分程度で終了しました。
乗船手続きが終わると、フェリー積み込み口付近の駐輪場のバイクの前で、積み込み作業の係の方から案内があるまで待ちます。
原付バイクは大型トラックと同じ入り口から積み込むため、駐輪場のところで5分から10分の待ち時間がありました。係の方から呼ばれるとバイクをフェリーに積み込みます。この時バイクを運転して載せてもよいですし、押して持って行ってもよいみたいです。船着き場から船までの車両積載口はデコボコした金網での上を通りますので、よくパンクする私のバイクは押して船内まで運びました。
船内に運ぶと係の方が、バイクが転倒しないようにしっかりと固定してくださいますので安心です。
船内にバイクを停めると階段かエレベーターを使って客室のあるフロアまで上がります。駐車した3Fフロアから5Fフロアまで上がると、ホテルのフロントロビーのような空間がありました。こちらのインフォメーションカウンターで乗船券を見せて部屋のカギをもらいます。
そして、部屋のカギを持って、いざドライバーズルームへ!しっかりとプライベート空間が確保された一人用の部屋がありました!
室内にはベッド、テレビ、机、コンセント、ごみ箱、ハンガー1本、が用意されていました。荷物を置くスペースはベッド横にしかないため、キャリーケースを持ち込むと少し身動きを取りづらい印象です。車で来る方は大荷物は車内に置いておくのが良いでしょう。
テレビは音を出すとおそらく隣の部屋に聞こえます。私の部屋にも隣のテレビの音が聞こえてきましたので、怨霊に注意しながら使用しましょう。また、コンセントは1か所しかないため、複数の電源が必要な場合は延長タップなどがあると便利です。
それと、大浴場は無料で使用できますが、タオルは用意されていませんので持参するか売店で購入する必要があります。
使い捨てのスリッパが用意されていましたが、客室でのみご利用くださいと書いていましたので今回はほとんど使いませんでした。
ぜひ楽しみたい船内大浴場
船内の設備は阪九フェリーのホームページをご覧いただけるとよくわかると思いますが、こちらの記事では私が個人的に良いと思った施設を紹介していきたいと思います。
まず、フェリーまでの運転で疲れた体を癒してくれる大浴場。大浴場は利用可能な時間帯が決まっていて基本的には出航から消灯まで、午前6時30分から到着の何分前までとなっているようです。ロビーの掲示板に核施設の利用可能時間が掲示されていましたので乗船の際に確認しておくと間違いがないでしょう。
また、現在はコロナの関係で大浴場内のロッカーの数が半分ほど制限されており、おのずと混雑なく入浴できるようになっています。大浴場前のランプをによって混雑率を確認できるようにもなっていました。
大浴場は室内風呂と露天風呂となっており、露天風呂は3~4人程度ですと足を伸ばして非常にゆったりと入浴できます。
無料で何度でも入浴できますので、疲れをリフレッシュするために夜の入浴と、日が昇ってからの景色を眺めながらの朝の入浴を両方楽しむことをお勧めします。ですのでタオルはおお目に持って行っておくとよいでしょう。瀬戸内海の景色を堪能しながらの露天風呂は最高でした。
豊富なメニューが楽しめる船内レストラン
もう一つのおすすめ施設は船内レストランです。阪九フェリーのレストランはバイキング形式ではなく必要な分だけトレイに取っていき、その分の料金を支払うシステムとなっています。小食な方はバイキング形式で固定料金を足られるよりこちらの形式のほうが良いですね。
私は、ある程度は事前にコンビニなどで夕食を調達して、個室内でいただき、船内レストランでしか味わえなさそうなものだけをレストランでいただきました。小皿で一品だけでもレストランで食べることができるので船の外の景色を見ながらおいしい料理を味わうことができ、
足りない分は自分の部屋で食べることができるため少しだけ安くすませることができます。
新門司港発便から見える絶景スポット!通過時間帯は?
3つ目のおすすめ施設は、船からの景色を楽しむことができる船内展望室と展望デッキです。
出航直後の夜間は暗くてあまり景色を見るということはできませんが、夜明けから到着までの朝の時間帯はとても美しい瀬戸内海の眺望を楽しむことができます。7階展望デッキからは外の空気にあたりながらダイナミックな風景を肌で感じることができるので特におすすめです。
また、朝ご飯を食べながら窓の外を眺めると、四国、淡路島方面の景色が見れますし、船内一番前の展望室からはフェリー前方の景色が見えますので外に出るのが寒いという場合や、雨天の時は船内から景色を楽しむのもよいでしょう。
その他の設備紹介とまとめ
以上、阪九フェリーせっつ号の乗船レポートでした。利用される方はぜひ参考にしてみてください。
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