何もない隔離保護病棟だが、持ち込んだ本や、昔入院していた患者が退院の際に置いて行った本を読むことはできるようになっている。いつも歴史小説を読んでいるからだろうか(時間がつぶせそうなのであえて難しくて読みにくそうな本を家から持参してきていた)。
担当の看護助士の方がマンガを持ってきてくれた。「花より男子」この本も以前入院していた患者がおいて行ったものだそうだ。自分の世代であれば誰でも題名くらいは知っているだろう。ドラマでも少し見たことがあったので内容は知らなかったがサクサクと読めてしまう。せっかく持ってきてもらったが半日くらいで読み終えてしまいそうだ。気が向けば再度細かく読んでみよう。
この病室にいるとできることが限られている。睡眠、食事、排せつ、歯磨き、入浴、読書、物書き、筋トレ、ストレッチ。これくらいしかやることがない。こんな感じの生活だとやはり一番楽しみになるのが食事である。朝、昼、夕、毎日三回決まった時刻に支給されるので、その日どのように過ごすかはどうしても食事のタイミングを中心に組み立ててしまう。まさに花より団子といったところだろうか(使い方が間違っているか、、、)
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