大根を食べきれないほど収穫してしまったら
市民農園で野菜を育てていたら、自分では消費できないほど収穫してしまうことってよくありますよね。今回は春大根が大量に収穫できたのですが、すぐには食べきれないため長期間保存する方法を試してみました。
その1◎長期間保存するには切り干し大根がおススメ
大根を大量に収穫してしまったら、長期間保存するには切り干し大根がおススメです。
実際に切り干し大根を作ってみましたが文献で調べた期間より短い乾燥時間で干すことができましたし、冷蔵庫での保存もスペースを取らないですし、何より戻して調理してもとても美味しいです。是非皆さんにも試してほしいと思います。
切り干し大根を作るのって初めての方はどうやればよいのかわからないと思いますが、とても簡単です。とにかく乾燥しやすい形に切って干せばよいのです。
私は大根を干すための道具を持っていなかったので某百円ショップに行って道具を買ってきました。本来の用途とは少し違うようですが、この道具はリーズナブルでおすすめです。※画像参照
作り方なのですが、とてもシンプルです。
①まず、大根をスライサーで太千切りにします。※細千切りだと細すぎますので約5ミリ程度が良いです。
②ネットに入れて干します。
③雨に濡れないよう注意しながら乾燥させます。
春に収穫した大根なら暖かいため1週間もしないうちに乾燥しますが、冬だともう少し時間がかかるかもしれません※今回は春大根で作っています。乾燥するとこんな感じ。売っているものとほとんど変わりません。パリパリになりますよ。
大根は90%以上が水分。干せばサイズもコンパクトに!
大根は約90%が水分でできています。他の野菜に比べて、大根は特に水分量が多い野菜ですので、干して水分を減らせば当然重量も軽くなりますし体積も小さくなります。画像で比較頂けるとわかりますが切り干し大根にする1/2以上に体積が減ります。
切り干し大根にすれば保存するスペースも減らすことができるので、保存スペースが無くて長期間保存できないというようなことも心配しなくてよいですね。
大根の葉も干して干葉にしましょう
大根の葉も干して長期間保存することができます。
干葉というそうですが、一度沸騰したお湯にさっとさらしてから、屋外で干しておくとパリパリの乾燥した葉になります。乾燥させた干葉は冷蔵庫に保存しておくと2か月くらい持ちますので便利ですよ。料理に使う際は、他の乾燥野菜と同じように一旦水で戻してもよいですし、そのまま味噌汁などに入れてもおいしく頂くことができます。
春大根であれば暖かい時期ですので3日ほどで画像のようにパリパリに乾燥します。
大根の干葉の作り方 動画 YouTube
https://youtu.be/WOe4C3WM7Dg
その2◎冷凍保存する
干して保存する以外にも簡単な保存方法は冷凍庫で凍らせて保存する方法です。大根をそのまま凍らせてしまうと後々不便ですが、使いやすい大きさにカットしたり、大根おろしにしてから冷凍保存すると、料理に使う際にも着る手間がなく簡単に使うことができます。
特に大根おろしなんかは少量ずつしか使わないことが多いので小分けにして冷凍保存しておくと重宝しますよ画像のようにジップロックに入れて保存したり、製氷機に入れて凍らせると使いやすいです。
解凍の際は熱に注意
凍らせた大根を解凍する際はできるだけ自然解凍をしてください。
解凍後に火を入れて調理する場合は自然解凍でなくてもよいですが、大根おろしなど、解凍してから生で食べる場合はレンジなどで熱を入れて解凍してしまうと大根に含まれるビタミンCや酵素が熱によって失われてしまいますのでできるだけ自然解凍しましょう。
以上、大根を長期間保存する方法2選のご紹介でした。
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