こんにちは、今回は福岡の激安スーパー「安売王ルミエール」で購入した1尾千円のブリについて書いていきます。
スーパー「安売王ルミエール」とは?
まず、福岡以外にお住いの方にはあまりなじみのないと思われるスーパー「安売王ルミエール」の紹介をしたいと思います。
下記にホームページの文章を引用していますが、とにかく福岡で一番お買い得価格のスーパーでおそらく地域最安値、毎日すごい人数のお客さんが入るスーパーでもあります。
「ルミエール」は、1978年北九州八幡西区に第1号店「ロヂャース」を出店。翌79年に旗艦店となる苅田店を出店。九州におけるディスカウントストアの草分け的な存在となり、今では福岡県内に23店舗を展開する総合ディスカウントストアへと成長しました。
当店は地域密着型の店舗として、お客様に「より豊かな生活」をしていただく為のお手伝いをしています。売場担当は品揃えの充実や欠品予防に全力を注ぎ、バイヤーは良い商品を1円でも安く調達しようと、努力を惜しみません。集客のための目玉商品を作るのではなく、すべての商品を毎日安くご提供することで、ルミエールとしてお客様の期待に応えています。
http://lumiere-ds.com/
年末12月29日に販売していた1尾1,000円のブリ
そして、こちらがルミエールで購入した1尾千円のブリです。普段はブリが丸ごと販売されていることは見たことがないのですが、この日は10尾ほど鮮魚売り場に陳列されていました。切り身ですと、4~5切れで380円くらいしますので、量的にはかなりお買い得です。丸ごと買うと、頭もカマもついてきますのでさばける人は絶対にこちらを買いたくなりますね。鮮度もよいということで、店員さんに聞くと刺身でもいただけるということでした。
購入後さばいてみた
購入後持ち帰りさばいてみました。大きいので少し苦労しましたが、普通の切り身パックが個分~以上は切り身が取れたのではないかと思います。また、頭とカマ、アラの部分は鍋料理に使い、内臓と骨以外はおいしくいただきました。とってもお買い得に年始の雑煮用のブリを準備することができ、残りは冷凍していつでも使えるので、かなりおすすめできる商品でした。
需要と供給から、このお買い得価格を考察する
さて、ここからはなぜあんなにお買い得価格でブリ丸ごと一尾を販売していたのかを考察していきたいと思います。
考察①年末の特別大出血サービス?
スーパーにとっては年末は1年で一番の売上を出すといってもいいほどにぎわう時期です。そのため客引きのためチラシで大サービス品を出したりする店舗も多いでしょう。その一環でブリ1尾丸ごと千円という商品を販売していた可能性も考えられます。
ただ、購入した時にはブリ丸ごとを購入するお客様よりも、切り身を購入している方がやはり多い印象でした。この理由としては、魚をさばくのに手間がかかるということが挙げられますし、
年末のルミエールはチラシで特売しなくても買い物客で大混雑するため、特売サービス品としての販売はあまり考えられないと思いました。
考察②仕入れ量が多い?
まず、福岡県身にとって年明けの雑煮に「ブリの切り身」は必須です。そのため雑煮を作る家庭にとっては年末にブリの切り身を購入して雑煮作りのために確保しておく必要があります。年始のブリ大量消費の需要に対応するため、おそらく「ルミエール」でもブリを大量仕入れしているのでしょう。
大量仕入れするということは一点当たりの単価を下げやすいということは小売業では常識ですので大量仕入れによって仕入れ価格を下げるという企業努力をしているのだと思われます。
考察③もし売れ残っても加工して加熱用や、加工品に使える?
今回購入したブリは鮮度の良いもので、店員さんに尋ねると刺身でもいただけるくらい新鮮なものだそうです。ですので、もし12月29日の段階で、丸ごと1尾売り出しているものが売れ残ったとしても、12月30日に店内調理場で加工して、加熱用の切り身や調理して販売することで廃棄ロスをする可能性はかなり低いと思われます。このことを踏まえてあえて店頭の陳列を華やかに見せるため、1尾丸ごとの販売をしていたのかもしれません。
売上高というよりは、お客様の目を引き他の魚介類の購買意欲を向上させる目的として販売していた可能性も考えられます。
真相は店舗の方に聞かなければわかりませんが、私なりに色々と考察してみました。
もしかしたら、次の年末も同じような販売があるかもしれませんので、ぜひ次の機会も狙ってみようと思います。魚をさばける方にとってはとてもおすすめの商品ですので福岡にお住いの方はぜひ次の年末に探してみてください。
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